目土(目砂)をして下さい。芝が全体に広がってきたら、厚さ5mm程度(葉や茎が埋もれない程度)の目土をして下さい。
植栽後3ヶ月以上経過するとこのような症状が表れます。
目土をする事によってより浮き上ったランナーを落ち着かせる効果があるほか、
芝生の土壌基盤を作る上で非常に重要な作業になります。
何度かこの作業を繰り返すことによって芝の密度も濃くなり、強い芝生となります。
暑い時期の目土は、砂は暑くなり過ぎてしまうため、多少保水性のある土をご利用ください。
目土に使う土、又は砂(=洗い砂)は近隣のホームセンターで購入出来ます。購入先がわからない場合はご相談下さい。
必要量の計算方法は以下の通りです。
【10平米(約3坪)に5mm厚の目土をする場合】
10平米×0.005(5mm厚)=0.05立米
≪赤玉土の比重=0.8で計算≫
0.05立米×比重0.8=0.04(40kgの赤玉土が必要)
≪砂の比重=1.7で計算≫
0.05立米×比重1.7=0.085(85kgの砂が必要)
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※ティフトン419苗での芝生化計画に際し、目土に係る費用を予め予算に組み込んで頂くことをお願いします。ポット苗から芝生化を目指す場合、目土を一切施さないで開放しますと、踏圧による摩擦等で芝生が一瞬で消滅する結果を招きます。芝生土壌が形成されにくい、特に地盤の固い校庭や園庭などでは一度大きなダメージを受けると回復が難しく、せっかくの芝生化を台無しにしてしまいます。
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