ゴムチップ舗装 施工の仕方
●注意事項●
・シンナー吸引による健康への害が懸念されるため、マスク等を装着して作業を行う。
・カラーゴムチップは湿気でダマになりやすいため、水気のあるところでの保管は避ける。
・開封後のバインダーは湿気と反応して硬化するため、使用時以外は密封した状態で保管する。
(開封後、翌日くらいまでは使用可能)
・作業工具(コテ・ヘラ等)に骨材が付着し作業に支障をきたさないよう、洗浄用ラッカーシンナーや酢酸エチルを工具に塗ると作業がしやすくなる。
・使用した作業工具は3時間以上経過するとバインダーが硬化して落ちにくくなるため、使用後はすぐに洗浄用ラッカーシンナーでモルタルミキサー、トンボなどの道具類を洗浄する。
・攪拌(かくはん)作業や洗浄作業は、必ず養生シートを敷いた上で行う。洗浄後のラッカーシンナーやバインダー、プライマーは、こぼすと跡が残ってしまうため注意が必要。
・気温5℃以下の日、雨天又は雨予報が出ている日の施工は厳禁。バインダーの白濁や、下地の急激な冷え込みなどにより、硬化後や施工中にひび割れを起こすことがある。
・攪拌(かくはん)、敷き均し途中で水分に触れると、硬化不良・変色等が発生する恐れがあるため、作業開始から完了までの間、水分は厳禁。
・色を変えるタイミングや硬化待ちの時間を考慮して作業日程を立てる。
・下地がコンクリートまたは、アスファルトの場合はプライマーを塗布する。
・攪拌(かくはん)ごとの敷き均し、仕上げまでを約30分以内に終わらせる。
(コテ仕上げのタイミングをみながら骨材の攪拌を行う)
・夏は湿気が多く、気温が高いため硬化が早い。翌日には歩行可能。
・冬は湿気が少なく、気温も低いため硬化が遅い。1~2日の養生が必要。